22203175_m

金光教でのお盆のお参りの仕方など、どうしたらよいかわからないという場合もよく聞きます。

このページでは金光教におけるお盆の法要の仕方を解説していきます。

金光教におけるお盆の考え方

神道同様に、神式である金光教において【お盆】という行事はありません。

しかし、一般的な仏教のイメージからお盆にご先祖様がお祀りされている教会やお墓に参拝する場合がほとんどです。

考え方として、故人の霊璽(ご位牌)とお骨がどこにあるのかを考えましょう。

御遺骨が納められているお墓も大事ですが、霊璽には、みたまがうつされていますので、霊璽が祀られている場所、教会に参拝することが望ましいです。

金光教のお盆の法要パターン

下記によくあるいくつかのケースをまとめてみました。

1、ご先祖様(霊璽)が代々教会にの霊舎にお祀りされていて、教会の奥城がお墓である
➜教会にご先祖様がいらっしゃるという事なので、参拝をし、奥城にお参りをしましょう。お花などをお供えしたい場合は、教会へ持参し供えてもらいましょう。

2、ご先祖様(霊璽)が代々教会にの霊舎にお祀りされていて、お墓が別にある
➜教会へ参拝をし、お墓にもお花を持って参拝しましょう。

3、ご先祖様(霊璽)は教会にあり、お骨は自宅にある
➜教会へ参拝をし、お墓にもお花を持って参拝しましょう。

4、ご先祖様(霊璽)は教会にあり、お骨は散骨や樹木葬をした
➜教会へ参拝をし、お墓にもお花を持って参拝しましょう。

5、ご先祖様(ご位牌)はお寺だが、葬儀を金光教式でも行った
➜お寺で法要をし、お墓にもお花を持って参拝しましょう。

6、ご先祖様(ご位牌)はお寺だが、お墓でのお参りは金光教式である
➜お寺で法要をし、お墓にもお花を持って参拝しましょう。

7、自分の代では教会に参拝していないが、両親の霊璽と御遺骨は教会にお祀りされている
➜教会にお参りをし、お花を持って参拝しましょう。

年忌法要(式年祭)の場合

その年がみ霊様の式年祭の場合、教会から式年祭の案内が来ているはずです。連絡が来ているかわからない場合は、教会に問い合わせてみましょう。

日程を取り決め、教会で式年祭を行います。参列者にも早めに連絡をしておきましょう。

当日は、教会において法要の祭事が行われます。お花や御礼を持ってお参りしましょう。