• 2025-04-24
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金光教のご葬儀に参列する際、香典の表書きについて迷われることが多いと思います。

金光教は神道系の宗派であるため、仏式の葬儀とは異なる作法があります。このページでは、金光教のご葬儀における表書きのマナーについて詳しく解説します。
※金光教では「香典」とは呼びませんが、一般的にわかりやすく記述するため、【香典】という言葉を用いています。

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金光教の香典の基本

金光教では「香典」という言葉ではなく、「御玉串(おんたまぐし)」と呼びます。これは神道の葬儀における作法に基づいています。

そもそも、「香典」は元々は、線香や花などの代わりとして、お悔やみの気持ちを表すものとして用 いられてた仏教用語です。

金光教のご葬儀では、「玉串」を個人への弔いとして奉奠するので、「御玉串」とするのです。

金光教の香典(御玉串の)表書きの正しい書き方

金光教の葬儀での表書きは以下のいずれかを使用します。

• 「御玉串」（おんたまぐし）
• 「御霊前」（ごれいぜん）

表書きの下には、あなたの名前を記入します。  

 

金光教の香典ののし袋（不祝儀袋）について

金光教の香典に使用するのし袋は、白無地の封筒に白黒の水引のものが一般的です。 神葬祭（神式の葬儀）では、不祝儀袋の水引は双銀（そうぎん）のものを使用するのが基本です。

お金の入れ方と向き

金光教でも一般的なマナーとして、新札は避けた方が良いとされています。新札を使う場合は、軽く折り目をつけてから封筒に入れます。 お札の向きは、肖像画が底にくるようにするのが一般的です。

これはお悔やみの意味を込めた作法です。 ただし、金光教ではそこまで厳格なこだわりはなく、あくまで個人へのお気持ちを大切にと教えられています。

金光教の御葬儀で香典を渡す際のマナー

香典を渡す際は、以下のような黒や紫・うす紫の袱紗（ふくさ）に包んで渡すのが丁寧です。過度に派手な色の袱紗は避けるようにしましょう。 ↓↓↓↓

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金光教式で使われる場面別での表書き

金光教には、葬儀以外の場面で使用する表書きもあります。
神事をやご葬儀を行った祭主への御礼ですが、金光教ではあくまで神さまへのお供え、御礼と受け取ります。

「奉」（たてまつる）

・使用する場面 

項目	水引	表書き
金光教のお祭りのお供え	なし 又は紅白	奉
お届け(普段の参拝などでの御礼)	なし	奉
金光教式の神事の際の先生（祭主）へのお礼	なし、または紅白	奉、御礼

水引は格順に「赤金」→「紅白」→「印刷」→「水引なし」となります。

この場合の水引については、決まりはなく、となります。

「御玉串」（おんたまぐし）

・使用する場面

項目	水引	表書き
金光教式のご葬儀	麻ひも、白黒 水引なし	御玉串
金光教式の年祭(50日祭・10年祭等)	白黒、水引なし	御玉串
霊祭(れいさい・みたままつり)	水引なし	御玉串

水引は格順に「麻水引」→「印刷」→「水引なし」となります。

※あくまで基本的なルールではありますが、教会によって若干変わったりするため、不安な場合は水引なしの印刷式の封筒、または手書きでも良いでしょう。

以下のショップより、各封筒の購入が可能です。

【岡本神器店】
https://okamotoshinki.com/#top

金額について

お包みする金額に決まりはありません。「気持ちよく出せる金額をお供えする」という考え方が大切です。

また、金額によって格式が変わるものではなく、あなたの気持ちにぴったりくるものを選びましょう。

金光教のまとめ

金光教のご葬儀に参列する際は、表書きに「御玉串」または「御霊前」と書き、白黒の水引の不祝儀袋を使用するのが基本です。

また、祭典をお仕えしてもらった場合、祭主への御礼の表書きは、神さまへのもやお参りは「奉」、霊様や霊祭は「玉串料(奉の場合も可)」となります。

形式よりも真心を込めてお供えするという考え方が金光教の教えに沿ったものと言えるでしょう。