3131148_m

金光教のご葬儀にかかる費用と御礼(お布施)について

このページでは、金光教式でご葬儀を行う場合、教会の祭主への御礼(お布施)など、どのくらいかかるのか、おおよその費用の目安を紹介します。

※あくまでも目安なので参考までにとし、ハッキリと知りたい場合は、お願いする教会へ問い合わせてみてください。

金光教式でご葬儀をする場合にかかる費用一覧

1、葬儀会社にかかる費用(通夜振る舞い・お斎も含む)

金光教式でご葬儀を執り行う際、どのくらいの費用が掛かるのか、不透明な部分も多いです。

葬儀会社にかかる費用は、基本的にご葬儀に関わる設えやスタッフを含むサービスすべての費用になります。
各葬儀会社のプランや規模によって変動があります。

2、教会・神職(祭主)への御礼(お布施)等

金光教のご葬儀の場合、祭壇の設営、調餞など全て教会側にやっていただく事になります。この場合、教会を空けて祭具の運搬、榊の用意、葬儀式の祭詞の作成などの御用にあたることになるため、そのあたりを考慮してお気持ちをお渡ししましょう。

また、祭壇の設えのお供え物も祭主が用意することになりますので、その費用についても考慮しておく必要があります。

3、火葬にかかる費用

火葬場は大きく分けて、公営と民営に分かれます。

多くのの場合、火葬場は行政主体の公営施設であり、その自治体の市民かそうでないかで費用が変わります。

札幌市:市民無料。市民外49,000円

仙台市:市民9,000円。市民外27,200円

新潟市:市民無料。市民外28,000円

さいたま市:市民7,000円。市民外56,000円

千葉市:市民6,000円。市民外60,000円

東京23区:民営斎場(東京博善:75,000円※最上等)他の上位価格帯の火葬炉あり。
※都営瑞江葬儀所:都民61,000円。都民外73,200円
※臨海斎場(区民斎場:品川区・大田区・目黒区・世田谷区・港区)区民40,000円。区民外80,000円

川崎市:市民6,750円。市民外60,000円

横浜市:市民12,000円。市民外50,000円(民営斎場:西寺尾火葬場を除く)

相模原市:市民6,000円。市民外54,000円

静岡市:市民12,000円。市民外50,000円

浜松市:市民無料。市民外42,000円

名古屋市:市民5,000円。市民外70,000円

京都市:市民20,000円。市民外100,000円

大阪市:市民10,000円。市民外60,000円

神戸市:市民12,000円。市民外36,000円

岡山市:市民10,000円。市民外45,000円

広島市:市民8,200円。市民外59,000円

北九州市:市民15,000円。市民外55,000円

福岡市:市民20,000円。市民外70,000円

※火葬にかかる費用は、健康保険や国民健康保険に加入している場合などは、埋葬費や葬祭費を受け取ることもできます。

4、参列者への返礼品(香典返し)

香典返しは、終祭(お通夜)や葬儀当日に配る事が多いです。おおよそ平均相場は2000円から5000円の間と言われています。

また、仏教で言う戒名に代わり、金光教で送り名を付けます。しかし、この送り名にかかる費用などは基本的にはないので、別途用意する必要はありません。

※教会によっては必要な場合もある可能性もありますので、各教会へお尋ねください。

金光教のご葬儀の祭主へのお礼(お布施)について

祭主への御礼

※あくまで目安なので、参考程度としてください。

祭主(終祭・告別式・火葬の儀・葬後霊祭)
10万円~20万円+祭壇、お供え物3万円・御車代5000円

祭員(終祭・告別式)+お車代
5万円~10万円+御車代5000円

楽人(終祭・告別式)+お車代
3万円+御車代5000円

祭主への御礼の書き方と渡し方

金光教式でご葬儀をした場合、祭主への御礼は【奉】の下に名前を書きます。

【奉】の代わりに【御礼】と書く場合もありますが、どちらでもよいです。

この時、葬儀を仕えてくださった祭主への御礼になりますが、あくまで神様への御礼という事になるので、【奉】を用います。

ご葬儀なので、御玉串料と書いてしまう方もいらっしゃいますが、これは、亡くなられた方へのお供えの表書きなので、祭事を執り行う祭主への御礼とは意味合いが異なります。(御玉串料で渡してしまった場合でも問題になることはありません)

あくまで、ご葬儀をお仕えいただいたことへの御礼なので、【奉】【御礼】と書いておけばよいでしょう。

御礼を渡すタイミング

また、御礼を渡すタイミングですが、明確な決まりはありませんが、多くの場合は以下のタイミングになります。

1、葬儀式(葬後霊祭まで)が終了し、お斎の席

一番オーソドックスな渡し方です。お斎の席では、喪主やご遺族が祭主へご挨拶に伺うことが多く、そのタイミングで御礼の言葉と共にお渡しするとスムーズです。

2、ご葬儀は終わって、その後、または翌日に教会へお参りをする

教会とのつながりが深く、喪主含め教会一同がお世話になっている場合、お斎の席で「後日お参りにあがります」と伝え、参拝した折に御礼をお渡しします。

3、終祭終了後、翌日の葬後霊祭後、二度に分けてそれぞれ御礼をする

ご葬儀の一日目は終祭、二日目に告別式、火葬の儀、葬後霊祭という場合が多く、火を分けてそれぞれ御礼をします。