金光教の葬儀を家族葬で行う際に知っておくべき事

金光教の葬儀を家族葬で行う際に知っておくべき事

ここ最近ご葬儀の形が見直され、費用や負担をなるべく抑えて、身内だけで静かにゆっくりと故人を見送りたいという方が増えてきています。

その流れの中で【家族葬】が注目され、金光教内でも家族葬でご葬儀を行う事も増えてきました。

しかし、金光教式で家族葬を執り行うとなると、ご葬儀の流れが変わるのか?費用や御礼はどうなるのか?教会への対応はどうすれば?など疑問が出てくるかもしれません。

このページでは、家族葬を金光教式で執り行う場合について、詳しく説明していきます。

1、金光教のご葬儀と家族葬

金光教のご葬儀を家族葬のように小規模にできますか?という質問に結論から言えば、可能ですということになります。

近年、金光教においても約7、8割が家族葬でご葬儀が執り行われているとも言われています。

これは、信徒の高齢化、信心、信仰離れによるものとも言えます。

親の代は熱心に金光教の信心をしていたけれど、自分の代はそこまでできないという方も多く、ご葬儀についても必然的に家族だけの家族葬でという流れになります。

また、子や孫に金光教の葬儀を大々的にと言えず、迷惑、負担をかけたくないという気持ちや、そこまで費用をかけられないという現実的な問題もあります。

しかし、家族葬となれば、10名から20名前後の参列となりご遺族側の負担も大きく減ります。

金光教のご葬儀の形態や流れと、家族葬についての詳しい説明はこちら(作成中)

2、金光教式で家族葬を行う際の流れ

次に家族葬を金光教式で使える場合、どのような流れになるのか説明していきます。

家族葬といっても、一般葬と比べて葬儀式の流れや次第が大きく変わるわけではありません。

1、終祭(お通夜)

個人に成り代わって、祭主が神様に故人の御生涯の御礼を申し上げる儀式です。事前に葬儀社と取り決めをし、終祭の後に通夜振る舞いを行います。
一般的に18時、19時に行われることが多く、儀式自体の所要時間は、おおむね45分ほどです。

家族葬の場合、参列者も限定されるため、所要時間が短くなります。

※以下のリンクから終祭の式次第がダウンロードできます。

終祭式次第

2、告別式 

遺族親族をはじめ、広く知人友人、地域社会、職場など、縁ある人々が故人の死を悼み、慣れ親しんだ生前の姿に最後のお別れを告げる儀式です。
告別式の後、献花が行われ、御棺と共にマイクロバス等で火葬場へ向かいます。

※以下のリンクから告別式の式次第がダウンロードできます。

告別式次第

3、火葬の儀

火葬場において執り行う儀式で、姿や形としての故人との決別の儀式です。
所要時間はおおむね15分~20分ほどで、お骨上げ前に葬後霊祭を行う場合や、お骨上げを待って葬後霊祭を行う事もあります。

4、葬後霊祭

故人の御霊に葬儀の終了を告げる儀式です。葬後の儀と並行して、合わせて十日祭を仕えることが多いです。葬後霊祭の後、お斎(とき)を行い、会葬者や教会の祭主へのお礼をします。

大切なことは、家族葬を行う旨を事前に祭主や近親者、葬儀会社に伝えておくことです。

それによって教会側の準備や、葬儀会社から会場、業者の選び方が変わってきます。

金光教の葬儀式の流れと注意点についてさらに詳しく知る

3、金光教式で家族葬を行うことができる葬儀会社

家族葬を金光教式で執り行いたい場合、基本的にどの葬儀会社でも可能です。

しかし、金光教式の葬儀式の経験が少ない業者も多いため、事前の細かい打ち合わせや説明が必要になる場合もあります。

近年、小規模での家族やご葬儀に特化した葬儀会社も多くその業者利用することで、費用を大きく抑える事も可能です。

【小さなお葬式】

小さなお葬式は、2009年から始まった、それまで不透明だった葬儀の価格を見直して適正価格にした新しい葬儀の形を目す会社です。全国47都道府県の葬儀会社と提携しており、近場で小規模なご葬儀を行う葬儀会場を選ぶことができます。

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【よりそうのお葬式】

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また、金光教についてもホームページにて紹介しており、金光教式のご葬儀への理解も深いようです。

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4、金光教式で家族葬を行う際の注意点

金光教式で家族葬を行う場合、注意しておくべき事を挙げていきます。

  • 教会側、葬儀会社に家族葬にしたい旨を伝える
  • 教会でご縁がある信徒の参列の辞退を伝える
  • 親戚とトラブルにならないよう、理解を得る
  • 一般葬に比べ、儀式の所要時間が短くなることに注意
  • 火葬場での儀式以降の流れを考える

5、金光教式の家族葬にかかる費用や御礼について

家族葬を行う場合、かかる費用は一般葬に比べ安価になります。

しかし、これはあくまで規模や参列人数が少なくなるという事であり、基本的に金光教の教会側や祭主が行う御用の内容は一般葬に比べてあまり変わりません。

家族葬だから費用も安くて済むという事ではないので注意が必要です。